東京で開幕したWILD(Mike Bartlett作)ですが、ビジュアルがかっこいい上に舞台の雰囲気を盛り立てる感じで素晴らしい。
公式サイトで動きのあるメインビジュアルが見れます。
一見綺麗に撮影されている写真ですが、ぐっと粗いビデオ媒体の向こうに移行するような処理が、WILDに似合うと思います。
初演のハムステッド・シアター版だと、文字周りがフォーマット化されているので、デザイン的な遊びが少ないのですよね。
メルボルンで去年上演されたプロダクションでは、トレイラーでデジタルなグリッチの引用をしているので、日本版はこちらのイメージにかなり近いといえます。
ちなみに、メルボルン・シアター・カンパニーでは多くの演目でプログラムをウェブサイトで公開しているようで、観劇前に予習ができます。太っ腹です。