読んだ本:悲劇喜劇2019年3月号

平成の演劇特集、ようやく入手しました。巻末の平成元年/平成30年現代演劇MAPが一番の目的です。解説図やチャート観察が趣味なので。

このMAPは、編集部の「現代演劇の様相が錯綜していて、明日の観客および今現在の観客が、その全体像を把握し難く感じているに相違ないとの思いによる」(大笹吉雄, p.46)ものだそう。ありがとう!私がそれです!(日本で演劇をほとんど見ていない)

XYチャート型で劇作家、演出家の分布図を製作しています。数字に基づいたグラフではなく感覚的なものですが、そして書かれている名前もあまり存じ上げないのですが、「そういう捉え方なんだなあ」という手掛かりにはなりますね。

平成の振り返りがメインの今号、年表や対談、寄稿で書かれているようなまとめが読めるのはなかなか貴重かもしれません。「ふうん、そうなんだー」と、とってもわかった気にさせてくれるので満足度が高いです。アンケートに何度も出てくる戯曲やプロダクションは気になります。

悲劇喜劇2019年3月号──平成の演劇 ハヤカワオンライン

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