イギリスドラマファンにこそNTLアレルヤ!を見てほしい話(その2)

このブログポストは、「イギリスドラマファンにこそNTLアレルヤ!を見てほしい話」の続きです。ナショナル・シアター・ライブ『アレルヤ!』が映画館で上映されるのにあわせたシリーズだったはずが、なんとアンコール上映がほぼ終わる頃に投稿する事態になってしまいました。

書き始めた動機としては、普段からイギリスのドラマを見ている人にも、この舞台を見てほしい!なぜかというと、イギリス社会の問題、イギリスの生活の一端が描かれるから。そしてなにより、イギリスのドラマに出てくるような俳優さんが出てくるから!というアピールのためでした。

もっと直接的に言うと、普段イギリスドラマ見るような方なら、ナショナル・シアター・ライブは楽しいはず!と思っています。

ナショナル・シアター・ライブ『アレルヤ!』は、吉祥寺オデヲンにて9/26(木) まで公開中。10月4日〜10日にはアーサー・ミラーの『みんな我が子』を上映予定です。DVD発売はされませんので、この機会をお見逃しなく!


アレルヤ!

作品概要:『英国万歳!』や『ヒストリーボーイズ』など、ヒット作を多数手掛ける劇作家&演出家コンビ、アラン・ベネット(御年84!)とニコラス・ハイトナーによるコラボレーション第10作目。とある病院の患者や医療スタッフ、見舞客らが織りなす悲喜こもごもの人間模様を通し、イギリスの国営医療サービス事業「国民保健サービス」の在り方を浮き彫りにする。若手からシニアまで25名のキャストが見事なアンサンブルで魅せる。

公式サイト

Allelujah! – Bridge Theatre

アレルヤ! – ナショナル・シアター・ライブ公式サイト


このポストでは、「イギリスドラマファンにこそNTLアレルヤ!を見てほしい話」のサミュエル・バーネットとサシャ・ダワンに引き続き、『アレルヤ!』に出演している俳優さんたちは、どのドラマで見たことあったっけ?をまとめます。

みなさんキャリアが長くて作品数が際限なくあるので、目立っていた数名の俳優さんの、日本放送作かつ視聴済みのものを中心に列挙していきます。


シスター・ギルクライスト役 デボラ・フィンドレイ

『ミス・シェパードをお手本に』では舞台、映画ともに近所の住人役で出演していました。NTLファンには『コリオレイナス』の母親役でおなじみ。『アレルヤ!』では病院の婦長を演じます。

バーナビー警部
シリーズ3 第2話「美しすぎる動機」ヒラリー・リチャーズ役
シリーズ17 第2話「殺しのマジック」ローナ・ソーン役

すみません、実は未視聴ですけど、ファンの方多いと思いますので、書いときますね!

ステート・オブ・プレイ〜陰謀の構図〜
グリア・ソーントン役

デイヴィッド・モリッシー演じる政治家の秘書役です。

ちなみにこのドラマくらいから私は本格的にイギリスドラマにハマり出しました。ジョン・シム、デイヴィッド・モリッシー、ビル・ナイ、ジェームズ・マカヴォイ、ケリー・マクドナルド、マーク・ウォーレン、ポリー・ウォーカー、フィリップ・グレニスター、ベネディクト・ウォン等が出演!話も面白い!最高!!!

刑事フォイル
シリーズ3 第1話「丘の家」

爆発で亡くなった人物の大家だった、ソーンダイク夫人役。メガネをかけていて一瞬デボラだと気がつきませんでした。

ルイス警部 
#7「業火の祈り」

ハサウェイ〜〜〜!!!とファンがテレビの前で叫んだ人気エピソードですが、デボラはプライドマーチを禁止しようとするレディ・ヒュー役で出演しています。

秘密情報部トーチウッド
シリーズ3 第4話、5話
「チルドレン・オブ・アース DAY 4」「〜 DAY 5」
デニス・レイリー役

今見るとめちゃめちゃ豪華キャストのシリーズ3。内務省長官役を演じています。あの、人の選別を提案する政治家です。

クランフォード
ミス・オーガスタ・トムキンソン役

またしても名俳優が目白押しのコスチュームドラマ。一人暮らしのミス・トムキンソン(姉)の役で出演しています。

ニュー・トリックス~退職デカの事件簿~
シリーズ8 第4話「母と娘」ヘレン・ギルダー役

再びすみません、これも実は未視聴なんですけど、見てる方いるでしょ!という強気の姿勢で書いてます!証言をくれる看護師ヘレンの役です。

Coalition (Channel4)
ハリエット・ハーマン役

『ブレクジット』の脚本家ジェームズ・グレアムが書いた、2010年当時の連立政権成立を描くテレビ映画がなかなか面白かったんですが、日本未上陸。労働党の政治家ハリエット・ハーマン役で出演しています。

コラテラル
第3話、4話 エレノア・ショウ役

Netflixで一気に見れてしまう、骨太クライムミステリー。キャリー・マリガン主演、ジョン・シム、ニコラ・ウォーカー等出演。デボラは軍人の娘をもつ母親役です。

ソルター役 ピーター・フォーブス

NTL『フォリーズ』ではバディー役を演じていました。『アレルヤ!』では病院の院長(会長?)を演じます。

刑事モース~オックスフォード事件簿~ 
Case12 「禁断の森」 ホッジス役

ショーン・エヴァンス主演の人気シリーズ。過去の事件の関係者として出演しています。この回はフィリップ・ハサウェイが出演していて、署長がかっこよくて、おすすめです。

Manhunt (ITV)
DCS Andy Murphy役

2019年に放送されたばかりのテレビシリーズで、日本未上陸ですが、マーティン・クルーンズ主演、スティーブン・ワイト出演の刑事ドラマでとっても見たい!ピーターは上役の警視正です。

ジョー役 ジェフ・ラウル

入院患者のジョーを演じます。私は、最初は彼が主人公かな?と思って見ていました。映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』ではセント・ピーターズ・フィールドに居合わせる判事の一人、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』ではセドリックの父親を演じています。

An Adventure in Space and Time (2013, BBC)
マーヴィン・ピンフィールド役

ドクター・フー誕生物語のドラマで、アソシエイト・プロデューサーの役を演じました。

Hollyoaks (Channel 4)
Silas Blissett役

1995年から続く長寿ソープオペラで、日本では視聴が難しいですが、なんと連続殺人犯の役を数年にわたって演じていました。

バーナービー警部
シリーズ6 第1話「黄昏の終末」Derrick Seagrove役
シリーズ14 第2話「闇に包まれた秘密」 Gerry Dawkins役

ジェフもバーナビー警部には二度の出演経験あり。

ブラウン神父 
シリーズ7 第3話 「The Whistle in the Dark」 ワイズマン教授役

死を呼ぶ笛を競売にかけようとする教授の役で、彼の家で事件が起こります。

State of Union (Sundance TV)
Older Husband役

こちらも日本未上陸だと思いますが、今年のエミー賞でショートシリーズのベストコメディ、主演男優(クリス・オダウド)、主演女優(ロザムンド・パイク)の3冠に輝いたドラマ作品。とっても見たいです。

アンブローズ役 サイモン・ウィリアムズ

入院患者のひとり、アンブローズ役を演じています。彼は上流階級の人物にキャスティングされることが多いです。

Upstairs, Downstairs (1971-75, ITV)
James Bellamy役

いきなり未視聴なのですが、ダウントンアビーが下敷きにしていると言われている名作ドラマです。1971-75年に放送された『Upstairs, Downstairs』でメインキャラクターの一人、ジェームズを演じていました。もちろんUpstairs側の住人です。

ダルジール警視
シリーズ4 第2話「蘇った女」
トーマス・パートリッジ役

ダルジール警視ドラマのなかで、原作ありの回なので、とっても充実しています。サイモンは、過去の秘密を隠している有力者パートリッジの役です。

Sense & Sensibility (2008, BBC)
第1話 Henry Dashwood役

2008年に放送されたミニシリーズの『分別と多感』で、ヘンリー・ダッシュウッドを演じていました。彼が亡くなられるところから話は始まるんですけども…。ハッティ・モラハン、ダン・スティーヴンス、マーク・ゲイティスなど出演陣が豪華です。

バーナビー警部
シリーズ11 第4話「ミッドサマー・ライフ」
ガイ・サインズ役

地元誌「ミッドサマー・ライフ」のオーナーの役です。例によって私は未視聴です。こういう刑事ドラマって、毎回ゲストの俳優さんがたくさん必要なので、大抵の俳優さんが様々なミステリードラマに出演経験がありますよね。

ブレッチリー・サークル
シリーズ1 第2話、第3話 キャベンディッシュ役

主人公スーザンに、容疑者と思われる人物の戦時中の情報を教えてくれます。やっぱりダンディが似合います。

ブラウン神父
シリーズ3 第7話「The Kembleford Boggart」
Jeremiah Moxley役

やや高慢な地主の役。先にお伝えしておきますと、彼が殺人事件の被害者なのですが、ブラウン神父が解決してくれます。


それから、ちょっと記事の主旨から外れますが、映画で活躍する俳優さんのお仕事も書いておきたいと思います。

コーラ役 クレオ・シルヴェストル

入院患者のひとりコーラを演じます。ドラマの出演歴多数で見たことあるはずなのですが、『パディントン』(2014)で、モンゴメリー・クライドを訪ね歩くパディントンに「私はマージョリー・クライドなの、ごめんなさいね」と言う役も担当。

メアリー役 ジュリア・フォスター

入院患者のひとり、カメラ撮影を任されるメアリーを演じます。映画『Half a Sixpence』(1963)のアン役や『アルフィー』(1966)など、素晴らしい映画の出演歴をお持ちです。

アンディ役 デイヴィッド・ムーアスト役

病院に職業体験をやっている若者アンディを演じています。映画『ピータールー マンチェースターの悲劇』では、戦争から帰ってくる息子ジョセフの役が印象的でした。


今後のナショナル・シアター・ライブの上映予定は、公式サイトをご確認ください。

Image source: Allelujah! – Bridge Theatre 画像はブリッジシアターの公式サイトからお借りしました。

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