やや言葉遣いがアレで申し訳ないですが、ジョン・オリバーとブライアン・ダーシー・ジェームズのファンは見てください
今週も、ロンドンの演劇情報を中心に、ニュースや記事、写真などのリンクをまとめました。
- 今年最後のNTLiveを語る会は、17日開催。『イヴの総て』プレミア上映トークショーのレポートはこちら。
- 映画監督のエドガー・ライトが、NTのThe Antipodesを褒めてます。
- プリンス・エドワード・シアターで上演中のMary Poppinsの舞台写真。
- 屋根の一部が崩落したためにピカデリーシアターが営業中止していましたが、無事に11日に『セールスマンの死』の上演が再開しました。その間、ヤングヴィックで急遽上演された時の写真が公開になりました。あり合わせの公演ということで、セットもなく床にはチョークのマーク、衣装も私服っぽいものにしていたようです。
- マイケル・ビリントンが、事故が続いたウエストエンドの劇場と業界の姿勢はこのままで良いのかと問題提起しています。
- フィービー・ウォラー=ブリッジが、ルーシー・プレブル、オリヴィア・コールマン、ジャック・ソーン等からの質問に答える形のインタビュー。
- フラ・フィーがNT Translationsのバックステージを案内。
- ニール・ゲイマンがナレーションのBBCシンフォニー・オーケストラのコンサートに、デイヴィッド・テナントが登場したそう。
- マイケル・ビリントンが、今年の12月でガーディアン紙のチーフ・クリティックの座から退くことを発表。1971年から勤務し、キャリアは48年。その後も彼のレビューは定期的に掲載されるとのこと。後任はArifa Akbarです。
- Metatheatricality as a Feminist Actはアリス・サヴィルによる論考。A Very Expensive Poison、The Watsons、Emilia、The Writerなどに触れつつ、女性作家による近年の作品の多くがメタ構造を採用する背景を推測します。
レビュー
- オフウエストエンド のパブシアター、チジック・プレイハウス(旧The Tabard Theatre)で上演中のI Love You, You’re Perfect, Now Change(-11/30)のレビューが、全体的に高評価です。オリジナルの1995年の作品をコンパクトにまとめ、アップデートした演出だそう。こちらはWhatsOnStageのレビュー。
- 今週の☆5:Mary Poppinsが評判良いですが、批評家のなかでは意外と評価が分かれました。ガーディアン、テレグラフは☆5なのに、アリス・サヴィルがやや辛めなのが面白いです。チャーリー・ステンプは予想通りとっても褒められてます。
公演ニュース
- デイヴィッド・テナントが、2020年にロンドンで舞台に出演すると発言したそう。
- 大人気だったThe Watsonsが今度はウエストエンドにトランスファー(2020/5/8-9/29)。
- アルメイダ・シアターのOrestesとHamlet(共にロバート・アイク版)が2020年ブロードウェイで上演。ハムレット役にはアレックス・ローサー。
- ブリッジ・シアターの来年のラインナップが発表になりました。大注目のA Number(2020/2/14-3/14)に出演するのはロジャー・アラムとコリン・モーガン。グローブ座のテンペスト(2013)以来の舞台共演ではないでしょうか。
- バートレット・シャー演出アーロン・ソーキン版To Kill A Mocking Bird(アラバマ物語)のロンドン公演(2020/5/21-)では、アティカス・フィンチ役をリース・イヴァンスが演じるそう。
- キリアン・ドネリーがオペラ座の怪人UKツアーの怪人に就任。
- ブリストル・オールド・ヴィックの2020年ラインナップが発表されました。マーク・ライランスが初出演予定。