Love Never Dies

アンドリュー・ロイド=ウェバーによるミュージカルの無料配信で、Love Never Diesを鑑賞。初演はウエストエンドの2010年だが、映像はDVDとして販売されている2011年のメルボルン公演である。

作曲:Andrew Lloyd Webber 歌詞:Glenn Slater 脚本:Andrew Lloyd Webber, Ben Elton, Frederick Forsyth, Glenn Slater 出演:Ben Lewis, Anna O’Byrne等

ミュージカルThe Phantom of the Opera(オペラ座の怪人, 1986)の続編で、フレデリック・フォーサイスによる『マンハッタンの怪人』はLove Never Dies制作過程でのアイデアを基に小説にしたものである。

The Phantom of the Operaのファンや批評家からはかなり評判がよくないミュージカルなので心して見たが、やはり私もこれは前作に比べるとかなり見劣りしてしまう続編だと思う。

前作The Phantom of the Operaの世界でのクリスティーヌと怪人の関係性を全く考慮しないアナザーストーリーと考えても、メロドラマチックな物語はやや陳腐で、サスペンス要素でもハラハラしにくい。怪人の立ち位置がメロドラマのヒーローポジションに近づいたため、「危険でミステリアスな天才」というキャラクターの魅力が続編では感じられないのが最も残念な部分であった。音楽的にもThe Phantom of the Operaのテイストとかけ離れており、表題曲「Love Never Dies」からはむしろ「Love Changes Everything」(Aspects of Love, 1989)を連想した。

良いと思ったのは冒頭「Till I Hear You Sing」のドラマチックな音楽と全体の美術である。衣装や「Beauty Underneath」等で出てくる遊園地の怪しいデザインはミステリアスかつスタイリッシュで、映像でもそれが映えるように撮影できている。

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